『前から気になっていた【ゾンゲリア】という映画をTSUTAYAで借りてきた!』

1981年の映画なので映像は古臭いけどオープニングの旅人カメラマンと田舎の港町【ポッターズブラフ】の美女との会話がオシャレ。
ロマンスが生まれる?

しか~し!

そこからの展開が異常(笑)
なぜかカメラマンはワラワラと現れた町の人達に縛り付けられ、ガソリンをかけられて燃やされてしまう。

もう意味不明。

保安官ダンが事件を追う形で物語が進行していくのですが、殺人事件はまだまだ続く。
犯人は町の人達なんだが(笑)

しか~し!

待てど暮らせどロメロ風ゾンビが出てこない!
人を喰わない!
これは邦題に騙された!

最後まで観たら、凄い名作だが、邦題の【ゾンゲリア】が悪い。
原題は【死と埋葬】
この方がしっくりくる。

看護婦が包帯男の目玉に注射をぶっ刺すシーンなんか美し過ぎるし、作品自体に【生と死の境界線】を考えさせられた。

物静かなBGMと古臭い港町がクトゥルフ神話を彷彿とさせる。
どんでん返しのラストも今では珍しくもないが、当時としては斬新かつ新鮮。
正に先駆けだったんじゃないかと思う。

興行収入こそ振るわなかったものの、不気味な雰囲気とその完成された世界観は他の追随を許さない程の完成度だ。

邦題のせいでずっと観ずにいたのが悔やまれる。

ホラーが苦手な人でも楽しめるサスペンス要素が強い本作。
殺害シーンなどで少しスプラッター的な要素もあるが、日本の2時間サスペンスを観れるなら大丈夫かと(笑)

久々にエンドロールまで楽しめた作品でした。